基礎代謝量と健康③ 便秘に注意

便秘に注意

基礎代謝量を色々な方法で上げる中で、注意しなければならないことについて話します。
それは、便秘です。
便秘は、1)基礎代謝量が低下する。2)胃腸の働きが低下する。3)皮下脂肪が蓄積しやすくなると言われて、肥満の原因にもなっています。

モニター事例

使用日数と基礎代謝量

実際のモニターKの事例をグラフに示しました。
モニターKの特徴は、BMIは正常で体脂肪率、内臓脂肪レベル、腹囲が基準を外れています。モニターKの基礎代謝量が徐々にあがっている途中で、下がっているところ(赤いプロット)があります。

この箇所は、ストレスと漢方薬服用による副作用で便秘になっていることが原因であることがわかりました。

便秘は肥満を招くと言われていますが、モニターKはまさにその通りの結果となっております。基礎代謝量の低下は、便秘によって胃腸の働きが鈍くなり、代謝能力も低下すると考えられているからです。

胃腸の働きは加齢による、消化能力の低下があります。それが原因で、ガスが溜まってお腹が張ったり、血行不良を起こして肩こりや肌荒れになったりと、さまざまな不快な症状が現れるケースも多いことが知られています。ストレスが続くと、さらに肥満の要因を増やしてしまうことになってしまいます。

したがって、基礎代謝量をあげるには、まずは便秘を解消する必要があるということです。
その他にも、夜遅くの食事や食事後のお菓子類の炭水化物や過剰な糖質の摂取は極力さけましょう。

便秘を解消するには

便秘の原因(病的なものを除く)には以下が挙げられます。

  • ストレス
  • 薬による副作用
  • 運動不足
  • 食事(食物繊維不足など)

便秘の解消方法について、厚生労働省e―ヘルスネットでは、食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。
便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。

大腸まで達して、おなかの調子を整える食品

食物繊維というと「繊維」という言葉から、細い糸のような、スジ状のものをイメージされがちです。しかし「ネバネバ」するものから、水に溶けて「サラサラ」した状態のものまで、多くの種類があります。特定保健用食品で「おなかの調子を整える食品」として認められている成分の多くが食物繊維です。

食物繊維は「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されています。水に溶けないセルロースやリグニン、水に溶けるペクチンやアルギン酸などの成分があります。さらに消化されにくい性質を持ったデンプン(難消化性デキストリン)、オリゴ糖などの成分も含まれます。

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの「目標量」(生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量)は、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。食物繊維は、体に絶対的に必要な栄養素ではありませんが、体の健康に深く関与する食品成分です。

厚生労働省の基礎代謝量に関する記載内容に、メディカルハーブについての記載がありません。
メディカルハーブは色々な作用を有しており、消化器系に役立つメディカルハーブには、以下のハーブ(代表例)があります。
フェンネル、ジャーマンカモミール、ペパーミント、ガーリック、ジンジャー、ゴールデンシール、ターメリック、サイリウムなどです。

ゆふ・はの「めぐる八茶(特許処方)」には上記ハーブとは異なりますが、食物繊維やビフィズス菌を増やすといわれているハーブも配合されています。基礎代謝量を上げるだけでなく便秘にも優しい特許処方のメディカルブレンドハーブ!