体重と身長の関係から肥満度を示すBMIと適正体重を計算します。
痩せ気味 痩せすぎ | 標準 | 肥満 (肥満度1) | 超肥満 (肥満度2以上) |
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20未満 | 20〜25未満 | 25〜30未満 | 30以上 |
あなたのBMIは標準よりも小さく、痩せていると判定されます。痩せすぎは肥満と同様に疾病率を高めます。 日常の生活に運動を取り入れ、毎日きちんと食べ筋肉量をアップさせるようにして、不要なダイエットは避けるように心がけて下さい。 | あなたのBMIは標準の範囲内と判定されます。最も疾病率リスクの低いBMI22前後になるように、毎日の生活の中で20分程度の運動ときちんとした食事を摂る事を心がけてください。 体重は標準でも体脂肪率の高い「隠れ肥満」もありますので、体脂肪率も日常的にチェックし肥満の予防に努めてください。 | あなたのBMIは標準よりも高く肥満気味であると判定されます。肥満とは体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態を言いい、さまざまな生活習慣疾病率を高めることが分かっております。食生活を見直し、毎日最低でも20分以上のウォーキングなど運動を取り入れ、生活習慣病リスクを減少させるように努めて下さい。 | あなたのBMIは肥満度2以上と判定されます。肥満は肥満度1と同様、生活習慣疾病率をより高める事が分かっております。例えば、糖尿病や脂質代謝異常症・高血圧・心筋疾患などの生活習慣病を始めとして数多くの疾患のもととなるため、毎日最低でも20分以上のウォーキングなどの運動を取り入れ、生活習慣病リスクを減少させまるように努めて下さい。 |
*毎日の運動量については、「ウォーキング VS ランニング ―病気を防ぐ効果は?」を参照ください。
日本の肥満基準値 BMI>25の理由
WHOによる肥満の判定基準は、BMI30以上が肥満ですが、日本ではBMI25以上を肥満としています。
日本の判定基準は、日本肥満学会が定義した基準です。その理由は、日本人はBMI25を超えたあたりから、耐糖能障害、脂質異常症、高血圧といった合併症の発症頻度が高まることが理由です。
上表は日本人を対象とした肥満度レベルを示しています。
今年4月、厚生労働省はBMI(※)の目標範囲を年齢別に変えました。これまでの「やせ」は、どの年代でもBMI18・5未満でしたが、
この値は18〜49歳に限定され、50〜69歳は20・0未満、70歳以上の高齢者は21・5未満が「やせ」に該当することになりました。