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学名 | Erica vulgaris(Calluna vulgaris) |
英名 | Heath, Heather |
和名 | ギョウリュウモドキ、エリカ |
科・属名 | ツツジ科・エリカ属 |
用部 | 花部 |
概要
ツツジ科のエリカはアルプスの山中や地中海の地方に生育する常緑樹で、荒野などのいたると所で見つけられます。700種類以上の種があり、その大部分は南アフリカ原産で、残りの70種程度がアフリカの他の地域や地中海地方、ヨーロッパ原産である。多くの種は高さ20-150cmほどの低木であるが、高さ6-7mに達する種もある。エリカの群生地としては、北ドイツの自然保護地区、リューネブルガーハイデが有名です。
花から採る色素は染料に、また木部は肥料に幅広く活用できるといわれています。
成分にルブチンを含み、これはメラニン色素の合成に関わるチロシナーゼ酵素の活性を抑制する事で知られています。その抑制により、シミやソバカスの色素沈着の改善に有効とされ美白効果をもたらします。
また、泌尿器を浄化するため膀胱炎や尿道炎など感染症や結石の予防に用いられ、さらには、良性前立腺肥大による排尿障害には単独で、また利尿作用を持つリンデンや抗菌作用をもつタイムなどとブレンドで服用されます。
さらに、たるみは、目の下の筋肉の劣化が原因で起こり、睡眠不足によっても起こります。そんなときにはリンデン、エリカ、ラズベリーリーフ、ローマンカモマイルをブレンドで服用されます。
含有成分 | ヒドロキノン配糖体(アルブチン、メチルアルブチン)、フラボノイド(クエルセチン)、タンニン |
作用 | 美白、尿路消毒、抗菌、利尿 |
適応 | 色素沈着、膀胱炎、尿道炎などの泌尿器系感染、良性前立腺肥大による排尿障害、結石予防、リウマチ、関節炎、痛風 |
禁忌 | 知られていない |
副作用 | 知られていない |
相互作用 | 酸性尿を引き起こす薬剤と一緒に投与すると、抗菌力の低下の可能性がある。 |
安全性 | ディカルハーブ安全性ハンドブックでは、 クラスⅠ・・・適切な使用において安全。 |
補足 | 特になし |