経皮吸収材と経皮吸収の仕組み

経皮吸収材と経皮吸収の仕組み

経皮吸収材には、クリーム、マッサージオイル、化粧水、ジェル、石鹸、ニコチンパッチ、肩こりや腰痛などに使用するシップ剤などの種類があります。
国立医薬品食品衛生研究所「経皮吸収性の試験法と評価法(平成25年10月)」によれば、

一般的な経皮吸収においては、物質は皮膚(角質層、表皮、真皮)を経て、血液を介して各臓器に運ばれる。皮膚で結合、代謝、排泄される場合もあるが、体内に分布し、代謝、排泄される。

とあります。

ここでは、固形石鹸について、話を進めることにしましょう。
固形石鹸(コールドプロセス製法)の内訳は、大きく分けて石鹸、残存水分、残存オイルに分けられます。(図3参照)
図3.経皮吸収では表皮から油溶性成分中に含まれるハーブ成分、水溶性成分に含まれるハーブ成分が吸収され、表皮内部の静脈・動脈の血管細胞を通過して血中に分子量500程度のハーブ成分が吸収されます。

  • A:残存オイル:油溶性成分(脂溶性精油&ハーブ成分、植物由来オイル中の各種ビタミン類)
  • B:残存水分:水溶性成分(水溶性ハーブ成分、経皮吸収促進ハーブ成分、反応過程で出来るグリセリン)
  • C:固形成分:石鹸、ミネラル、など

図3 経皮吸収
keihi

経皮吸収率

唾液に存在するストレスホルモンコルチゾール (cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種です。分子量が362.4のコルチゾールを使って、経皮経皮吸収率を調べると、身体の部位により吸収率が異なる事が分かっています。

keihi2